営業職というのが学生のうちには全くイメージが湧きませんし、今うちの社員でも理解できてない者も多かったりします。ただビジネスとしての実力をつけるには営業職を最もお勧めしますし、いつか起業したいとか若者らしく夢を語ってる中で「都銀に採用決まりました」聞くと、まあ起業は若者のおままごとだったかと残念な気持ちにもなりますので、それだけ言うは易し行うは難しなのでしょう。
新規法人営業というとまあハードな職種だと思います、
新規営業とは、これまで取引のない顧客に対してアプローチし、新たな販路を開拓する仕事です。飛び込み営業やテレアポ、リードジェネレーションなどを通じて、ゼロから信頼関係を築き、顧客のニーズに応じた提案を行うことが求められます。一方既存営業は、既存の顧客に対して提案やアフターフォローを行い、長期的な関係を維持・強化する役割を担います。安定した取引の継続を図りつつ、追加の商談や提案機会を創出することが目的です。銀行なんて新規あまりないから既存がほとんどでしょうし、何より有名な都銀の時点で看板大きいから「うちは〇〇銀行で借りてるねん」とまだあしらうにもちゃんと言ってくれたりします。
新規法人営業なんて、アポ取って勢いよく訪問しても「お宅知らんで、何しに来たの?約束とか知らないし帰ってや」と叱られることもあります。
あれれ?とか思いながらメモ見て再度あれれ?とか思ってると、数か月後後輩も同じところアポ取ってしかられて「アポイントちゃんと取ったっす、わけわからないっす」怒ってて、営業殺しのような暇社長もいるんやなあと思ってたのですがあれからしっかり会社潰れてたので、いろいろ思うところと感じるところはあります。忙しいのに電話してきよって営業め!と怒る気持ちは十分わかるけど、「よそで契約してるからごめん、かけてこないで」断ればいいやん・・。
ただ世の中などいいやつばかりでもないし、悪いやつばかりでもないので、営業はその部分が色濃く知れるのでおすすめです。
会社近くにあった豊田商事さん、営業動画ですが、まあこんな感じです。お客さんとがっつりやって1本でも多く頑張る仕事、自分のキャリアの最初が「新規法人営業」から始まったのは、楽天三木谷さんやサイバーエージェント藤田さんの本を読んでたおかげで「営業が出来ればなんでもできる」に惹かれたからで、これは20年経過しても真実です。
力をつけたい新卒には新規法人営業をおすすめします。あとは営業のやりがいはほんとにいっぱいあるのですが、
・社長の経営を勉強できる
・経営者と仲良くなれる、経営者視点を学べる
・他社の動向や世間の動きが生の声で聞ける、教えてもらえる
・やればやるほど自分に全て跳ね返ってくる自己責任で戦える、
・実力次第でのし上がれる。豊臣秀吉のように。
・実力アップし給料上がり評価も上がり、好循環のスパイラルで楽しくなる
人間は人の影響を大きく受けるものなので、経営者さんの会話を聞いていると自分のレベルが上がる感があるので、自分のレベルを上げたいと思っていた以上高レベルの集団に関わりたい、だったから本当に良かったと思います。
取引先さんご自宅の車庫に眠っている高級外車に乗せて駅まで送ってもらったり、サービスいろいろしたら大根と人参を大量にもらって京阪電車で野菜持ったままラッシュに巻き込まれたり、土曜日にクレームで呼び出されて金もないしミスド買って私服で社長とこに詫びに行ったら急に褒められて一緒にミスド食べたり、自分の子供は「愚息」と呼ばないと取引先に失礼、などという商慣習を教えてもらったり、高級店のお食事を招かれたりなどなど、今思い出しても本当にいっぱいありまして、全部が自分の血肉化されています。今はもう鬼籍に入られた方もいるので思い出すたびに感謝しか出てきません。
経営者や経営層の方は少なくともサラリーマン営業の自分よりも、ずっと経験も知識も豊富なわけなのでそういった方とがっつりやって粘って1本取るのは、これは学校なんかで学べるはずもないんです。
類似で言えば恋愛くらいしかこのへんの感覚は馴染ありませんし、経験も培えないと思います。大事な大事な金を出すか出さないか、出すようなメリットや話ができるかどうか、切った張ったの世界はビジネス最前線です。後は最初調子いいのに数字でないと急に泣き言とか環境のせいにしてころっと手のひら返しする先輩、同僚なんかも。最低限数字やらないとクビなんて当たり前すぎなんですが、そういうのも経験しないとわからないし。
あとは営業知らなくても経験なくても、誰よりも勤勉に勉強して、誰よりも先輩や仲間とコミュニケーションを取って積極的に取り組み、場数経験を積んでいくことで結果が出ないことは絶対ない、というのも理解できました。社内だけでなく社外の方にも教えを請い、後は若者特権として時間を差し出せば成功できます。若者に言いたいのはいつやるの?今でしょ、なので新規法人営業はキャリアの成長期としては最適です。
悪いいい方しますが、こういう会社だからと言って、ただ漠然とバナーを作っても成長しません。
ほかには業務なので、
・お客さんの喜びを直接感じることができる
・お客さんに信頼されて仕事のやりがいを感じる企業の未来を創造した気持ちになる
・創造した企業の経営者や従業員、取引先など大勢を救った気持ちになる
・直接褒めてもらえる
・さらにお歳暮やお中元ももらえる
・(個人的に) 飲みに連れて行ってもらえる
・次の営業紹介ももらえる飯もおごって貰える
・人の厳しさを感じることもあるが親切にも出会える
・セミナーにも参加させてもらえる。
・今まで使ったことのないソフトも使えるようになる。
・いろいろな本が読める。
・将来、自分で仕事をするときに活用できることが多い。
・相手に伝える能力がつく。
・お客さんからタダで情報を得ることができる。
・考える力がつく
まだまだいっぱい出てきますが、50代になっていきなりやれと言われと難しい気がしますので、若い頃にやった方がいいと思います。取引先社長さんの息子さんが大手就職して、それはよかったですね、みたいな話の後に「新人やけど営業で数字頑張ってるらしい」みたいな話を聞くと、「まあ頑張ってて今後も安泰ですねえ」と感じるので何かほっとします。逆に「大学院に進むんや」など聞くと、まだ自由を与えてるのかそうかそうか、と思うことも。
自分のようなにまっさらさらな人間もいますので、ビジネス最前線の営業でビシビシ現場で最初ベースを塗るのは絶対におすすめです。