京都にある愛宕神社さんは全国愛宕神社の総本山でして、有名なお札の火廼要慎(ひのようじん)ですが京都の料理屋やお店などではみんな貼ってあるということで、登拝した際に購入したことがあります。
愛宕神社さん御祭神は火の神様である火之迦具土神(ヒノカグツチ)、でイザナミの子供で天照大神の兄弟にあたりますが、この愛宕神社さんの火廼要慎を、諏訪大社下社春宮の鳥居前で発見しました。
ちなみに熊野古道の伊勢路にある花の窟神社、御祭神は伊弉冉(イザナミ)と火之迦具土神(ヒノカグツチ)でして、伊弉冉(イザナミ)は火之迦具土神を生んだことで死んでしまいます、という話です。
火之迦具土神はそれほどパワーがある、ということで、愛宕神社の火廼要慎(ひのようじん)ですし、愛宕大社のパワーにあやかろうと本能寺の変の前に、明智光秀は愛宕神社におまいりしているそうで
時は今 雨がしたたる 五月かな
時=土岐で、明智光秀のこと
雨=天の意味で、天下のこと
光秀が天下に近い今日この5月だなあ、の意味ですが天下取る気がみなぎっている感じが出ています。
今日は仕事で長野です。
そういえば、那智の火祭りも有名ですが、諏訪の柱に乗って山から落とす「柱大祭」も有名ですね、マンホールのデザインにもなってましたが、なかなか危険度高いお祭りですけど平安時代から続いているのならこれは仕方ないお祭りのようにも思いますし、お祭りに神輿でなくてお柱を曳行するとか、奥山の大木を4方に建てて祀って4社あるので合計16本のお柱があるとか、諏訪大社さんのお柱も伝統と歴史があります。
前宮、本宮、春宮、秋宮、ほんみやであってほんぐうではありません。