「国産みの舞台」として登場する花の窟・花窟神社です。日本の神々の母・イザナミノミコトがまつられ、熊野三山の発祥の地として重要な神域となっていますが、熊野古道はご存じの通り中辺路、小辺路、大辺路、そして伊勢路、大峰奥駈道という道があるのですが、その伊勢路は伊勢神宮から熊野三山をおまいりする180キロのコースです。伊勢路は距離は長いのですが護摩壇山を越えるとか雪山を抜けるとかそんなのはないので、比較的歩きやすいとはいえるのですがとにかく長いのがなかなかハードです。
花の窟・花窟神社、事前知識をあまり入れずに時間が遅れて夕方から夜にかけての時間に神社に参拝に来てしまい、暗い中で社務所を超えてぱっと見た風景には、近年まれにみる以上に「わお!!!」と大きな声が出ました。
圧倒的な存在感と神々しさにびっくりでしたが、那智勝浦から花の窟までは車で1時間弱なので、伊勢路は長いなあ遠いなあとしみじみ感じます。