本宮祭の湯登神事や宮渡神事

華やかな春の例大祭である本宮祭は終わったのですが、春のお祭りもまたいいものです。
田辺祭は天神祭と同じく7月24日、25日、那智の火祭りは20日くらい、櫻宮だんじりは7月21日、夏の唸るような39度の炎天下でそいやそいやなので、実に平和な本宮祭な感があります。

湯登神事(ゆのぼりしんじ)は、神の依代である稚児が湯峯温泉で身を清め、ウマ役の父兄に肩車されながら熊野古道大日越えを歩く神事でして、県の無形文化財に指定されています。稚児なので3歳までという年齢制限ありますしすくすく成長した重いお子ならパパも大変、稚児は神事の時以外は足を地面につけてはならず、移動の際は父親が肩車するというものなので。もちろん子供ももう嫌だ言うてなくかもですので、そのへん含めて大変。

けどいいものです。もちろん、神事なのでこの湯登神事を務めた子は元気に育つとか達者になるとか、健全に成長するといわれています。

子供が少なくなってきたから、地元が本宮のママさんなんかが子供を大阪から連れてくるとかもあるそうですが、神事やお祭りなどはなんとか継承していきたいものです。

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訪問可能地域

和歌山県下各市町村
(和歌山市,海南市,橋本市,有田市,御坊市,田辺市,新宮市,紀の川市,岩出市,紀美野町,かつらぎ町,九度山町,高野町,有田川町,湯浅町,広川町,美浜町,日高町,由良町,みなべ町,印南町,日高川町,白浜町,上富田町,すさみ町,那智勝浦町,太地町,古座川町,北山村,串本町)
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