熊野参詣道中辺路、那智山青岸渡寺からスタートのかけぬけ道、というものがあります。ちなみに中辺路も大辺路も分岐があったり、船玉神社付近から湯の峰温泉のほうに超えていく赤木超なんかのように、その分岐する道自体も有名だったりするのでメインストリートであるようでないようで、悩む部分だったりもします。
それがまた、次回も来てみたいと思ってしまう要因なのかもしれません。
そしてこの「かけぬけ道」は那智山青岸渡寺から熊野本宮大社へ向かう参詣道が分岐しています。本宮大社のほうでなく、妙法山阿弥陀寺に至る経路で、平成23年(2011年)の台風による水害で一部が流失したそうですけど、石階段と道標である丁石の大半が遺存しているそうですが、看板見つけてこんなのがあったのかと思っただけで実際にはまだ歩いていません。
ここもまたいつか、かけぬけ道をぶらりと歩きたいと思います。熊野古道は奥が深い、熊=隈(おくまった) 野=場所 みたいな意味ですが、西牟婁郡の「牟婁」は、「籠もる」「隠る」「神々の室」などの意味だそうで、熊野とほぼ同義らしく都京都からみればまあそんな感じの場所に見えるんだろうなとしみじみ思ったりします。
だからこそ、すこしでも広報活動やPR活動などで知ってもらうことは大事なこと、そんな感覚です。