
新卒採用の抑制をよく聞きますが、AIにおける影響がここに出てきています。
いたほうがいいんだろうけど、要らない気もする部分はカットになりがちなので、フリーランスやまともな正社員以外は契約終了の場合が増加しているように感じます。事務系もそうだし、ライティングやコーディング、デザインなどの技術系もまともな正社員の生産性が向上すると、パーツだけを切り出して依頼する必要性がなくなって末端社員の業務が奪われる傾向、が最近です。特殊なスキルや知識がない場合には、リモート社員のアシスタントも不要になるような感もあって、ホワイトワーカーの縮小を招いています。
正直ホワイトワーカーよりもAIのほうが優秀なので。
採用で就職ゴールくらいに考えてる社員の仕事などお粗末なのと、実際に採用しても生産性上がらず上げようともしない社員見ていると、AIのほうが優秀なので、消極的採用になるのも十分に理由があるわけです。
経歴書なんかで会社や事業の経歴に業務数字などと、責任範疇や事業難易度など見て、自社の採用課題や成長課題を考慮すると本当に限られてしまうのが致し方なく思っています。ただただ、かみ合って話し出来たら瞬殺で楽しいし、質問や課題認識も大きいので「飲みに行こう」なるのもすごくわかります。そういう方は滅多にいませんが、イベントなんかでもたまにあって自社商材必死に売り込みたい人でなくて、なぜだか経営者層でほんわかして立っている人だったりします。
最低賃金もあがって労務者側は有利になったと思うのですけど、残業もそうだし賃金もそうだしそうなると覚えがよろしくない未熟な者から契約延長がなくなったりするので、取引先さんなんかでも「新人で覚えがよくないんだろうなあ」という社員さんが急に打合せ入らなくなったりすると「若者は難しいわなあ、先月で終了」とぼやいたりするのを聞くので、未熟な若者が野に放たれて失業率が上がるわけですので政治は難しいです。

基礎知識的なことは大前提としておいて、面談なんかで少し話したりすると短い期間ですがいろんな感情が生まれます。
たとえば刺青してても採用可能ですか?みたいなあまりないケースでの人事問題もあるんですが、聞かれたら即答で「だめです」取引先で官公庁やそれに近いなど堅い企業もあるから、です。近くの自転車屋さんのお兄ちゃんはスミ入ってますけど自転車屋はいいんです、よそはよそ、うちはうち。刺青リスクあるから消しましょう、消さないなら受け入れましょう、隠して後で発覚が最もややこしいけど労務担当の出番です。
祝日に1時間かけてご自宅に訪問して、3時間かけて話つくすという儀式が必要になるのが労務関係のお仕事です。
双方に円満な着地、未来を見据えた話と想像力の説明、過去、現在、未来を明確に分けて5年後と見据えた行動と考え、相対立する利益を調整することで必要なのは経験と体力だと思います。人事担当で言えば採用などだけでなく、労務トラブルでの労務系業務できないと困るし、少なくとも知らないと採用も任せられなくて会話ができないのが現実であって、懲罰規定の運用や、入社時のコンプラチェックも含めて、面談での些細な違和感を大事に保管しておくとほぼ採用後にも発覚します。独特の鼻が利くようになるのは仕事の経験だと感じます。
求人広告の減少が記事にありました。
2025年後半現在、日本ではIT関連職種と事務職種ともに求人広告掲載件数は減少傾向にあります。特に事務職の減少は顕著で、IT関連も分野によっては求人が失速しています。
事務職は、求人広告全体の減少を牽引する形で大幅に落ち込んでいます。
大幅な減少率: 2025年10月における正社員事務職の求人広告掲載件数は、前年同月比で5割以上(52%)の減少を記録しました。
有効求人倍率の低さ: 一般事務職の有効求人倍率は非常に低く、2025年5月時点で0.31倍となっています。これは求職者1人に対して求人が0.31件しかないことを意味し、競争が激しい状況です。IT関連職種(IT技術者)も全体的な景気減速の影響を受けており、求人広告件数は減少または伸びが鈍化しています。
減少への転換: かつては人手不足が深刻で求人が旺盛でしたが、2025年後半にかけて求人広告件数は失速し、減少に転じています。
分野によるばらつき:
ソフトウェア開発やITインフラ関連の求人は減少傾向にあります。
2025年後半現在、WEBデザイナーの求人市場は、単純な求人数の減少というよりは、求められるスキルの質の変化と競争の激化によって、経験の浅い層や特定のスキルしかない層にとっては「求人が減少した」と感じられる状況にあります。
市場動向:減少と需要の両立
全体的な求人広告掲載件数は減少傾向にありますが、WEBデザイナーの需要が完全になくなったわけではありません。
有効求人倍率の厳しさ: 厚生労働省のデータ(2025年3月時点)によると、「美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者」全体の有効求人倍率は0.18倍と非常に低く、求職者にとって厳しい状況を示しています。
仕事の質問などで
「リモートワークは可能ですか?」「残業ありますか?」「休日は何日ですか?」みたいな労務条件の質問ばかり受けると、さすがにWEBデザイナーいらないなあ、は感じます。
仕事ではコミュニケーション能力必要ということをよく言われますが、ディレクターやエンジニア、クライアントと円滑に連携し、課題解決に導く能力であって、口にしないほうがいいことと口にすべきことを区別しないといけないので言わないほうがいいのに不要なことを言うとこれはよくないのです。
・また修正ですか?
・やったことないのでわからないです、難しいです
・有給は10日とっても怒られないのですか?
・(自分の責任で期限過ぎてできてないけど)帰ります
・(体調不良なので)できてません
・(仕様が読み解けないので)手をつけれてません
報告タイミングと理由付けがどうもおかしい人は仕事しているといるわけで、雑務しか任せなくなってますます能力も経験も低下するのですが、体調不良を印籠のごとく持ち出すので、ヘイトもいいずらいのもあります。
このパターンは女性に多いのと子供の体調も併用したりするので男性だと一喝できますが、無能なのにただただ存在することになったりもします。体調不良が金科玉条になるのもどうかと思うのと、数字も低い、改善もない、在職年数も増える、先輩意識も乏しい、責任ある仕事も何度も体調不良でちゃぶ台返したので無理、何より嫌なのは「こんなのでええんや」と真面目な社員の士気が下がるのと、完遂レベルが下がってしまうことが問題、というところまで社員は問題意識が飛ばないことです。
方法は
・現状把握と週3や週4に業務変更
・法律上での可能限りの賃金ダウン提示と賞与カット
・書面での改善要求や面談での報告
・これを中長期的にやりきって進めていく です。まあ中小企業あるあるなので致し方ないところです。