熊野御幸御朱印帳です。
現在の京都から出発し、大阪、そして和歌山へ…。
長く険しい道を経て詣でることで生まれ変わり現世に戻ることができる。
そんな「よみがえりの聖地」と信じられた熊野への道中には、社寺や、熊野九十九王子と言われる多くの王子社を参拝。神事などを重ね神楽や和歌を奉納しながら、総勢数百名という壮大な一行を率いて、聖地で世の平安を祈ったのでした。
京都府 : 城南宮、石清水八幡宮
大阪府 : 和宗総本山四天王寺、住大社
和歌山県 : 日前神宮・國懸神宮、藤白神社、鬪雞神社、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺
「御幸」とは上皇・法皇・女院の外出のことです。
時の上皇が都から熊野三山に詣でることは当時から「熊野御幸」と呼ばれていました。現在の京都から出発し、大阪、そして和歌山へ…長い道のりをゆくにも関わらず、後世の熊野詣ブームにつながる一大行事になりました。
ちなみに城南宮オリジナルシールをいただきました、闘鶏神社とかもあるので行きたいところなのですが。唯一藤代神社だけは大昔おまいりしたけど、御朱印もらってないので機会を見計いたいと思います。