いろんな方がいるこの現代社会、全て個人は権利を保障されていますが日本国憲法なのでそれはそれでいいのですが。
経営を行っている以上営業の自由もありまして、会社経営側としては何者にも採用を強制されてはいけないですし、不当な営業制約は人権侵害にあたるということを忘れてはいけませんので、「うちにあわない」と思えば不採用にする自由も当然あります。
そういうわけなのですが、日本人でも日本書紀や古事記などちょっと馴染みないものがありまして、いわゆる神様の歴史とか国の成り立ち等はあまり知らないことが多いものです。
ただ、お祭りがあったり初詣があったり、四季折々の季節に収穫の秋はお祝いしたりなど歴史がありまして、ここ和歌山県でも田辺でも那智勝浦でもそんな感じだと思います。そんなわけで神武天皇が八咫烏の導きで大和の国に導かれ、橿原神宮で即位して最初の天皇になった、くらいはなんとなく知っているわけで八咫烏なんかは熊野の守護でもあるのです。
これが普通ですが、在日の方や外国の方はこの事情がしっくりくるのか実に疑問を持っています。
岩をご神体、滝をご神体だったり、天皇陵は南向きに作ることが多いとか、そういう習慣がいくつかあって知らないと世間知らずのレッテル「おこちゃま」視線を受けますが、このへんの価値観すり合わせというのは実に難しいような気がします。今はなくなったのですけど社員旅行なんかも「寺社仏閣」行きたいけどという部分あるけどええかとかもそうで、「飛行機嫌い」言う社員の対処なども人増えれば面倒になります。飛行機嫌い、幸福の科学なので寺社仏閣は行きません、みたいな社員はまあお留守番でいいのですけど、簡単に言えば面倒です。
言われたことだけする単純作業、ワーカー扱いでもいいのですが、それほど有能ではないでしょうし、コミュニケーションの齟齬生まれれば結局工数時間と「面倒だから使わない」に直結して疲弊するので、あまり採用では好印象に感じていません。韓国大手旅行会社のハナツアーさんのような業務なら活躍しそうですが、あいにくうちだとそういう取引先が多いわけでもないので難しい、というのと、権利ばかり主張しそうというのもなんとなく感じるのでそのへんも難しさがあります。このへんは小規模零細企業の悩みであって、実力あっても「周囲とあわなさそう」だと控えるのでなんか別の形で活躍してご縁あればと、日々思っています。
和歌山だと平々凡々なのであんまりこの問題発生しないのですが、大阪なんかはまあいろいろな方がいるので、これは経営上の経験則=大きなトラブル経験 が増えればいろいろ気付くものです、「神社の仕事は嫌です」と言われるとさすがに困るんで。あとこういう内容に過剰反応して「国籍差別」的にいう人もそう感じる社員もいそうですが、経営には経営の営業の自由・経済的な自由があるので自社で活躍できない人材を採用することはないため、差別でなく区別は当然します。
そして優秀な方は平家物語の前文「祇園精舎の鐘の声 ・・・・」を全て言えたりするので、日本文化のもののあわれとか知ってたりするのですけど、残念ながらうちには来ないのが実情。
ほんとに小規模零細すぎると自分のことだけしか見れないので、国のため地域のため後世のためなど発想持たず経営するのも致し方ないのですが、10人以上程度雇用すると社員の幸せを考えたりするので、少しくらいは地域のため、社員の家族のため、未来のためと考えるのが当然ですし、そうなると日本で得たものを自国に持って帰って2年で持ち逃げして辞めよう、という外国人は敬遠するのも普通です。
https://www.clarenet-contents.com/archives/24480
クレアネットSDGsの取り組み、いろいろありますけれども企業自体が持続可能にならないと取り組みもできません。
組織崩壊に繋がるような社員を採用しないことも大事です。
(記載:代表取締役:谷)