頭痛に悩む花山天皇、晴明が花山天皇に申し上げたことは
「帝の前世は徳のある行者。大峯山で亡くなりましたが、前世の徳により天皇として生まれ変わりました。ただ、前世の髑髏が岩の間に落ちて挟まっています。そのため雨の日に岩がふくらんで圧迫しているのです。大峯の髑髏を取り出して広い所に置けば治癒するでしょう」
実は花山天皇は前世が役行者らしく、すげえぜ陰陽師安倍晴明です。
花山天皇は2年で退位して出家し那智勝浦で修行するのですが、縁もゆかりも陰陽師安倍晴明と深くて、そのようなエピソードがここ晴明神社にも紹介されています。