マグマの壁を流れる日本一那智の滝

那智の滝近くにあった説明看板

那智の滝は、マグマが急激に冷えてできた二酸化ケイ素を多く含む「流紋岩」と、柔らかい地層の境目にできた滝です。
流紋岩は浸食に強いのが特徴で、柔らかい地層が侵食される一方、流紋岩はあまり侵食されなかったために境目に滝が流れるようになりました。

いちおう高校の選考が地学だと、こういうのは興奮します。
速玉大社のゴトビキ岩もそうですし、花の窟神社もそうですし、古座川の一枚岩もそう、田辺なんかで言えばひき岩、あと救馬観音さんなんか岩とお寺が合体してるような不思議な場所ですが、これは全部この紀伊半島のなせる地質的なものです。こんな感じだから、すさみから串本までの高速道路で大きい岩が見つかってトンネル作りが大変とか聞くと「そりゃそうじゃ」としか思いが出てきません。令和9年にはできるとか言ってますが、もっと伸びてもおかしくないだろうな、と思います。

あと橋杭岩なんかも、なんじゃこれ?地形ですがこれも紀伊半島だから。

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訪問可能地域

和歌山県下各市町村
(和歌山市,海南市,橋本市,有田市,御坊市,田辺市,新宮市,紀の川市,岩出市,紀美野町,かつらぎ町,九度山町,高野町,有田川町,湯浅町,広川町,美浜町,日高町,由良町,みなべ町,印南町,日高川町,白浜町,上富田町,すさみ町,那智勝浦町,太地町,古座川町,北山村,串本町)
大阪府内全域,奈良県内全域(詳細はお問い合せ下さい)

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