御朱印をいただくことがあるかと思います、御朱印帳も販売していますし御朱印を趣味にされている方も多いと思います。
旅行先やちょっとしたときにおまいりした神社やお寺、御朱印を見るとその思い出が蘇ったりもしますし、何より手書きで書いていただくときにその達筆ぶりを見るのですが、ほんとに素晴らしくてわずかな時間ですらすらと書く様、そして楷書や隷書とはまた違う文字をさらっと書いて押印をして完成した時に見ると、芸術品のような感動があります。
御朱印手書きでお薦めは「那智山青岸渡寺」でして、年配のお坊さんがすらすら書いていただけますが、何百何千と回数を重ねたような滑らか感と書きながら会話も楽しめる感が、ほんとにすごいと思います。
ちなみに、画像の御朱印は高野山の根本大塔前でいただいたのですが、
御朱印は本来納経と呼ばれ自身が写経したものを本尊に収めた功徳の証明です。
決して自身のおまいりの記念品やお土産にするもの。御礼とは違います。朱印帳に功徳を貯めて自身の臨終のときに入れてもらうためのものです。ご理解の上でお申し出くださいますようお願いします。
女人堂では3ついただきまして、奥の院でも大黒天様をいただきました。
まだまだ功徳が足りない未熟者なので御朱印をスタンプのように感じていた部分ありましたが、決して違うぞと肝に銘じて頂戴したいと思います。
「那智山青岸渡寺」の御朱印も素晴らしいですが、高野山もさすが真言宗大本山でもありましてどこでいただいても芸術のような書の美しさです。